発毛に関わる成長因子 (グロースファクター)の働き!

発毛に関わる成長因子 (グロースファクター)の働き!

髪の成長に関与する成長因子(グロースファクター)が不足すると、髪や頭皮のトラブルを招いてしまう。

何となくわかっているが、髪に関わる成長因子にはどういった働きがあるのか?毛髪に関わる代表的な成長因子の働きについてまとめてみました!

成長因子(グロースファクター)とは?

簡単にいってしまえば、細胞の増殖や分化をうながすタンパク質。

体の様々な器官が正常に複製されたり、修復されたりするのはこの成長因子が一因を担っている。

毛髪も同じで、成長因子の働きにより細胞分裂の繰り返しで髪が伸びる。しかし何らかの不具合で成長因子が減ってしまうと、髪の成長に障害がでて薄毛や抜け毛といったトラブルになる。

成長因子は加齢でも減るため、齢を重ねるにつれ髪がスカスカになったり、頭皮が角化していったりするのは、ある意味自然なこと。

薄毛・AGA治療の「HARG療法」や「育毛メソセラピー」などに成長因子が用いられるのはこのため。

毛髪に関わる成長因子(グロースファクター)

発毛に関わる成長因子 (グロースファクター)の働き!-1

IGF-1

インスリン様成長因子1とも呼ばれているIGF-1は、成長ホルモンの刺激により、おもに肝臓で分泌され、ヒトのほとんどの細胞の活性化に影響を与える。

発毛指令を出す毛乳頭細胞に作用すれば、髪の生成工場である毛母細胞が活発になり、髪の生成や成長を促します。

トウガラシやニンニクなどの刺激のある食品を食べると、胃腸の知覚神経が刺激されて、より多くのIGF-1が生み出されるといわれています。

VEGF 

VEGFは、脈管形成や血管新生に関わる血管内皮細胞増殖因子のこと。血管がないところに新たに作りだす脈管形成、今ある血管から枝分かれする血管新生といった作用がある。

髪が成長するヘアサイクルの成長期を維持する作用があるといわれている。

リアップの有効成分である「ミノキシジル」は、このVEGFを増やす作用があり、その作用から発毛効果が確認されています。

FGF-10

FGF-10は線維芽細胞増殖因子(FGF)のひとつで、上皮細胞の成長をうながす細胞因子。細胞の生まれ変わりに働きます。

毛乳頭細胞から毛母細胞に送られる発毛シグナルを高める働きがあり、毛母細胞が活性化されて発毛が促されます。

育毛剤「M-1育毛ミスト」はこのFGF-10の育毛効果にのっとった発毛理論。

FGF-7

現在確認されている線維芽細胞増殖因子(FGF)は23種類、そのうちの1つであるFGF-7はさまざまな細胞に対して、増殖や分化などをうながす多機能性シグナル因子。

FGF‐7が毛乳頭細胞から生み出されると、毛母細胞の増殖、分裂をうながすとされているため、ヘアサイクルの正常化に働きます。

FGF-5

成長因子がすべて髪にいいわけではなく、脱毛を促す因子もあります。それがFGF-5。ヘアサイクルの成長期が終わる後期にあらわれ、髪が抜け落ちる。

通常、髪が成長する成長期は2~6年といわれており、AGA(男性型脱毛症)の原因ホルモン「DHT」によりFGF-5が生み出されると、成長期を短くしてしまう。

そのため、育ちきっていない髪が抜け落ち、薄毛になってしまいます。

FGF-5S

間違えやすいですが、脱毛指令をだすFGF-5を抑制するための成長因子がFGF-5S。FGF-5の発現により髪の成長が止まってしまうことを防ぐ働きがあります。

EGF

新生細胞の成長や生まれ変わりを促すとされています。髪の成長が止まった休止期を短縮する働きがあり、眠っている毛母細胞に発毛スイッチを入れる働きがある。

HGF

肝細胞増殖因子と呼ばれており、肝臓病の改善、肝実質細胞をはじめ諸組織の増殖に働く。肝細胞組織に働くだけではなく、様々な細胞の増殖を促すことも知られており、休止期に滞在するヘアサイクルを成長期へスムーズに移行させる働きもある。

まとめ

成長因子といっても数多くあり、それぞれの働きが完全に解明されていませんが、毛髪に関わる代表的な成長因子は押さえておきたいですね。

これらの成長因子の多くは、睡眠中の成長ホルモンの分泌により生み出されるので、育毛に睡眠が大切なのはこのためです。

成長ホルモンは、眠りの深い睡眠中により多く分泌されるという特徴があり、加齢や夜更かしにより体の疲れがとれない睡眠では、成長因子を生み出せなくなり、薄毛となるのは当然なことですね。

この記事の著者

すどう ゆうき

すどう ゆうきAGAの克服について情報発信

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