AGA(男性型脱毛症)の原因は何?発症メカニズムと対策!

  • 2016-8-29
なぜ髪は細くなるのか?原因と太くする方法!

薄毛で悩む成人男性の90%以上はAGA(男性型脱毛症)。1,200万人以上ともいわれており年々増加の一途。

おでこの生え際から後退したり、てっぺんのボリュームがなくなって地肌が透けたりするのが特徴。

いったんこのような症状が始まると、自分の想いとは逆に見る見るうちに症状が進んでしまう。進行具合は人それぞれなので、戸惑っているうちに進行のはやい人は手遅れ状態になることも。

そうならない為に、AGAの原因を知ることはとても大切なこと。発症メカニズムも知ることで精神的にも安定しますし、適切な対策ができます。

AGAの発症メカニズム

AGA(男性型脱毛症)の原因は何?発症メカニズムと対策!

DHT(ジヒドロテストロン)が毛根で産生されると、毛周期の成長期が短縮されてしまい、毛が十分に成長していない状態でも抜け落ちてしまう。

そうなると毛包もどんどん萎縮してしまい、細い弱々しい毛しか育たなくなり、やがて不毛地帯が広がって脱毛が進行していく。

要するに、強力なホルモンであるDHTの存在がAGAに大きく関わっています。

なぜDHTが産生されるのか?

DHTは5αリダクターゼ(還元酵素)の働きにより、男性ホルモンが変化したホルモン。

単純に考えれば、血液中の男性ホルモン濃度が高いとDHTがどんどん産生されて、脱毛が進むという事になりますが、そんな単純な話ではない。

5αリダクターゼの量と男性ホルモンとの結びつきやすさは人によって違うため、いくら男性ホルモンが多くても、5αリダクターゼと結びつかなければ、DHTが生まれないので脱毛に至らない。

ですから、AGAのいちばんの原因物質は5αリダクターゼという事になります。

5αリダクターゼの量と質の違い

AGA(男性型脱毛症)の原因は何?発症メカニズムと対策!

5αリダクターゼには1型とⅡ型の2種類があり、Ⅱ型5αリダクターゼのほうが脱毛症に大きく影響しているといわれており、困ったことに生え際に多く存在しています。

しかし、5αリダクターゼの量にはとうぜん個人差がある。

この個人差は遺伝が大きく影響しており、男性ホルモンと5αリダクターゼの結びつきやすさも、遺伝により受け継がれるため、薄毛家系が薄毛を継承しやすい要因。

だからといって、血縁者に薄毛の人がいると必ずハゲになるというわけではなく、ハゲやすい体質を受け継いでいるだけ。

ハゲがどのように遺伝するのか?

性染色体「XY遺伝子」は男性が「XY」、女性が「XX」遺伝子となり、男性の場合であれば、父親から「Y」を受け継ぎ、母親から「X」を受け継ぎます。

AGAの原因酵素である5αリダクターゼは、主に父親から受け継ぐといわれており、男性ホルモンと5αリダクターゼの結びつきは、特定の「X」により遺伝。

母親はその父親、つまり母方の祖父から「X」を受け継ぐため、母方の祖父が薄毛であれば、男性ホルモンと5αリダクターゼの結びつきが強いと考えられる。

つまり、自分の父親から5αリダクターゼの量を受け継ぎ、母方の祖父から感受性を受け継ぐ。

どちらも薄毛であれば、かなりの確率で薄毛となります。

AGAの予防と対策

AGA(男性型脱毛症)の原因は何?発症メカニズムと対策!

すでに薄毛が進行している場合は、5αリダクターゼを働かなくすることが必要。

有効なのは、5αリダクターゼ阻害薬である「フィナステリド(商品名プロペシア)」や「デュタステリド(商品名ザガーロ)」。

⇒ デュタステリドとフィナステリドの効果と副作用を比較!

育毛サプリなどにも含まれている「ノコギリヤシ」や「バナナ果皮抽出物」も5αリダクターゼの働きを阻害します。

⇒ ノコギリヤシで発毛?ノコギリヤシの現実的な効果はこれ!

⇒ バナナ抽出物のシクロユーカレノンが脱毛を防ぐ理由!

ハゲは遺伝が大きく影響するのは紛れもない事実ですが、同じ遺伝子を持つ兄弟がどちらもハゲになるとは限らないのも事実。

ですから、その他にも複雑な要因が絡みあってAGAが発症するため、ハゲ予防と対策のために以下のことに注意したいですね。

栄養バランスとれた食事…ビタミンや亜鉛が特に髪の成長には必要。だからといってこれらの栄養素だけ過剰に摂取しても髪は育たないため、バランスよく栄養素を摂取することが大切。

質の高い睡眠…髪が成長するのは睡眠中。夜更かしして睡眠不足はもちろんNGですが、成長ホルモンを促す質の高い睡眠を心がけましょう。

過剰飲酒…アルコールの分解には、髪の合成に必要となるビタミンやミネラルが大量に消費されます。さらに、髪に必要となる栄養素を送り出す肝機能の低下に繋がるため、お酒はほどほどに。

タバコ…喫煙は毛細血管を収縮させてしまい、頭皮の血流を悪化させて毛根に栄養分が届かなくなる。また、頭皮が硬くなりやすいため、髪が育ちにくい頭皮になります。

軽い運動を行う…軽い運動は男性ホルモンを消費し、全身の血流を促すとともに、睡眠の向上にも繋がります。

ストレス…ストレスは血管の収縮、自律神経の乱れ、体内機能の低下を招くため、薄毛にも大きく影響します。自分なりのストレス解消法を見つけましょう。

まとめ

・AGAは毛根で産生されるDHTの作用によるもの

・AGAの真の原因物質は5αリダクターゼ

・AGAの抑制には医薬品と天然成分がある

・AGAは遺伝的要因が大きいが全てではない

髪にとってDHTは悪でしかないですが、健康な体の維持には欠かせないホルモンなので、体内から取り除くことはできない。

そのため、AGA治療は終わりがないですから、薬やサプリメントに頼る前に、AGAの予防と対策をできることから心がけましょう!

 

この記事の著者

すどう ゆうき

すどう ゆうきAGAの克服について情報発信

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